minecraftのmodの中でも、機械類を追加してくれる定番modの一つがIndustrialCraft2(ic2)です。
で、更新の止まったオリジナルのic2を新しめのバージョンに対応させたのがIndustrialCraft2_experimental(ic2ex)、1.7.10で遊んでいたときには大変お世話になったこのmodは1.12.2にも対応したバージョンが出ているのですが、新しいバージョンでは電圧周りの仕様に変更が入っているとのことで、自分用のメモも兼ねてご紹介します。
なおそれぞれのバージョンは
- minecraft: 1.12.2
- Forge: 14.23.5.2855
- ic2ex: 2.8.221-ex112
です。
まず結論から言うと、1.12.2対応版のic2exでは、1.7.10の頃のic2exと違い、
- 高い電圧を低い電圧しか対応してないケーブルに流すと、ケーブルが焼失する(ケーブルのみ消える)
- 高い電圧を低い電圧しか対応していない機器に流すと、機器が爆発する(周りのブロックも巻き込んで爆発)
という仕様になっています。
実は昔のic2ではこうなっていて、ic2exになったタイミングで無効化されていただけのようです。この仕様が復活した、という記述をチラと見かけたので、クリエイティブモードにした別ワールドでテストしてみたらあら本当…と。
実は昔のic2ではこうなっていて、ic2exになったタイミングで無効化されていただけのようです。この仕様が復活した、という記述をチラと見かけたので、クリエイティブモードにした別ワールドでテストしてみたらあら本当…と。
具体的な説明をする前に、電圧の説明を。
ic2exで使えるエネルギーはEU(Energy Unit)という名前で、大体現実の電気と同じような感じで実装されています。
で、入出力の機器ごとに「どのくらいの電圧で出力するか」「どのくらいの電圧までなら受け取れるか」というレベルが決まっています。
それぞれレベルは
- tier1 最大32EU/tick
- tier2 最大128EU/tick
- tier3 最大512EU/tick
- tier4 最大2048EU/tick
の4段階に分かれており、電気で動く各種機械(手持ち、設置型問わず)や充電池・蓄電池などには、それぞれtierが設定されています。
ここからが本題。
以下の画像のように、各tierごとの蓄電池と、tier1の機器(今回は破砕機)を置きましてー
まずtier1の蓄電池であるBatBoxと破砕機を、同じくtier1のケーブルである錫ケーブルで繋ぐと、これは問題無く稼働します。
が、tier2の蓄電池であるCESUと錫ケーブルで繋ぐとー
シュポッ! とこのように、ケーブルのtierより高いtierの電圧を掛けると、ケーブルが焼失(蒸発?)してしまいます。
で、ケーブルのtierを合わせるとどうなるのかということで、CESUと破砕機の接続をtier2の銅ケーブルで行うとー
blam!!
このように機器が爆発してしまいます。
対策としては
- ケーブルがtierオーバーする分にはケーブルだけが消えるので、機器を設置したらまず機器側に対応するケーブルを付けるようにする
- 機器を置く時に、対応tierごとに置き場所を変えて間違えないようにする
とかでしょうか。錫ケーブル以外使わないようにする、とかもアリかなぁと思いましたが、将来的に高tierの機器を使う場合は高tierのケーブル使わないと遅くてやってらんないしなぁ…と。
なお、この爆発による被害は、大体周囲1マスを巻き込む程度なのですが、
どういうわけかマター製造機の爆発は
ものすごい範囲に影響が及びます。これ、もしかして原発の爆発と同じ…?
tier3の機器をtier4に繋いだ場合にこうなるのかと思いきや、同じtier3の上位採掘機の爆発は他の機器と同じく1マス四方程度だったりして、謎。
tier3の機器をtier4に繋いだ場合にこうなるのかと思いきや、同じtier3の上位採掘機の爆発は他の機器と同じく1マス四方程度だったりして、謎。